選挙に出たいなと思ったらの話①
選挙に出たいな、立候補してみようかな?とお考えの皆さんはいきなり立候補届を出すような人はいないと思います。選挙の期間は限られており、立候補届出を提出しなければ選挙運動はできません。
では、選挙までに自分が「こう思っている!」「これを伝えたい!」などの意思表示をする方法にはどのようなことをすればよいのでしょうか?それらをするために必要なことは、政治団体や後援会を作って政治活動をすることです。
非常に簡単に申しますと「○○市長候補の△△太郎、△△太郎をお願いします!」と選挙カーで連呼するのは、立候補届を出してから投票日までの選挙運動。それまでは、後援会活動、政治活動だと思っていただければよいと思います。ただし、後援会活動等で、「ぜひ一票をお願いします!」のように発言することなどは規制されるなど、制限されることも多く、対抗馬やその他の支持者が違反行為に目を光らせていることもありますので、慎重に行動しなければなりません。
では、政治団体や後援会を作るにはどのようにすればよいのでしょうか?
まず、①政治団体設立届出をお住まいの都道府県の選管に提出する必要があり、併せて②団体の規約も作成する必要があります。他にも代表者(いわゆる後援会長)や会計管理者、会計管理者の職務代行者なども決めないといけません。兼職できる部分もありますが、選挙には協力者が必要不可欠ですのでこれらの人選も信頼のおける人にお願いする必要があります。これらの会計や事務処理を候補者本人がすることももちろん可能ですが、初めて選挙に出ようという方はそのようなことをする暇があれば、有権者に会って話をすること、握手をすることが大事だと私は思います。そのような事務や雑務は、慣れた人に任せ、あなたは選挙に集中しましょう!
当事務所では、政治団体設立届、規約の作成、提出代行も対応しており、その他後援会活動に伴う事務作業も細かな部分まで対応しております。費用は掛かりますが、時間は買ってでも選挙に打ち込む必要があると思いますので、もし興味があれば相談だけでも対応しておりますので当事務所にご連絡ください。