新米行政書士の移動手段は何がベストか?の話
行政書士業務において移動手段は非常に重要なことです。
お客様との面談の時間に遅れるわけにはいきませんし、遠い官公庁に書類提出などある場合は修正や書類の出し直しなどがあれば、移動そのものの時間、交通費が全くの無駄となってしまいます。
都市部の事務所で、電車やバス等公共交通機関が充実している地域ならそれらの手段でも問題ないと思いますが、ほとんどの行政書士事務所で車やバイクを使わないといけないのではないでしょうか?
当事務所も、宮崎県高原町という田舎町にありますがそのような中でも最寄りの役所、金融機関まで約6㎞、簡易郵便局までは約1㎞、警察署や県の事務所までは10㎞以上離れたさらにド田舎です。当然、移動には自動車を使用していますが現在はガソリン代も高いのでこれらの移動にかかる経費が非常に負担となっています。
燃費面から2輪車も検討しないといけないのですが、原付免許しかないので50㏄以上の二輪車は免許取得がまず必要となってしまいます。さらに原付でも購入費用が最も安い価格帯でも20万円近くかかります。また、二輪車を利用する場合、季節、天候に左右されることや事故の危険が付きまとうこともあります。
以上のことから予算は伴いますが、行政書士業務の移動手段としては、半径10㎞内の通常業務は原付等二輪車を使い、それ以外の遠方や悪天候時は自動車を使用するという二刀流が、費用面でも一番効率的だと思います。
また、移動を仕事だけに使わないといったことも重要です。
例を出しますと、「朝、子供を送迎した後にその足でお客様と面談をする。」「役所に書類を提出したついでに買い物をして帰る。」「納品の帰りに、名刺配りをして帰る。」でも何でも良いです。車で2回出かけるのを1回で済ます。毎日のそういう積み重ねが後々大きく響いてくると思います。
いかがだったでしょうか?田舎の行政書士は①中、小移動は二輪車を使う。②大きい移動、悪天候時は自動車を使う。③移動を仕事だけに使わず、ついでついでで経済的かつ効率化を図る。
以上を意識するだけで、新米経営者としての第一歩を踏み出せると思います。
と言いながら、私も原付を導入していないので、年明けを目途に導入しようと思います。