行政書士開業直後の話
行政書士開業の仕方の話は前回お話いたしました。
今回は、私の開業直後のお話をしたいと思います。
辞令交付式から帰宅後、若干の倦怠感に襲われ、熱をはかってみると7℃ほどの微熱です…。コロナも流行っているので慎重になり早めに寝ることに…。その後は症状が良くなったり、悪化したりでちょうどコロナが多い時期でもあったのと、妻も育休中で職場に出勤していなかったことから病院には罹らず自宅療養を1カ月しておりました。自分診断でコロナに罹ったんであろうと思い、ようやく回復した後、税務署へ開業届を出しに行きました。(したがって、開業日まで行政書士登録から約2カ月を要しています。)その後、子供経由でホンモノに罹りまして、さらに1カ月寝込みました…。
さらにその後、後遺症などで体調がすぐれず営業活動すらままならないまま、約4カ月ほど経過しました。この間はもちろん無収入。僅かながらの蓄えと退職金頼みですが、毎月の住宅ローンの支払い、光熱費の支払い、飲食代、ガソリン代、携帯代、ゴルフ代…、は待ってくれません。月間10万円以上の出費が永遠と続きます。
営業もしていないのでもちろん仕事も来ないので、ホームページをコツコツ作り、100均で名刺の台紙を購入し数枚印刷しました。お菓子屋さんで挨拶の手土産を準備し、とりあえず近場のお世話になった方を中心に開業のあいさつをして回りました。が、この時点では事務所の看板すら出していません。(表札は掲示しておりますが…。)
それでも仕事は来ません。当たり前です。営業らしいことをしたと言っても近場を回っただけなのですから…。それからも、知り合いやご近所さんからの相談はありましたが、お仕事受任までは繋がらず、日々営業活動という名目の現実逃避のゴルフに精を出しておりました。
ようやく、仕事が入り始めたのが、行政書士登録された約半年後のことでした。その時の記事はこちらから。
私の場合は、コロナだったりがあったため開業直後数カ月寝込んだため、何もしていなかったからですが、普通に営業活動をかけても、やはり初めの数カ月はお仕事がジャンジャン入ってくることは稀ではないでしょうか?ホームページを作ったと言っても、お客様は自分の名前で検索して訪れる方が大多数ですので、ホームページからのお仕事がジャンジャン入ってくるということも、もう少し先になりそうです。
田舎で開業した行政書士の開業直後は、よっぽど準備しないと仕事が来ない!ということで間違いなさそうですね!ただし、あくまで開業直後ですからね!
次回からは、お仕事初受任以降の月毎の受任件数や売り上げについてお話していこうと思います。皆さんお金の話は好きでしょうから乞うご期待ください。